有痛性外脛骨について

【有痛性外脛骨（ゆうつうせいがいけいこつ）とは？】原因・症状・治療法をわかりやすく解説

こんにちは、巣鴨和み接骨院です。
今回は、スポーツをするお子さんや女性に多く見られる
「有痛性外脛骨（ゆうつうせいがいけいこつ）」 について、
原因・症状・治療方法をわかりやすく説明していきます。

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外脛骨とは？

外脛骨とは、足の内側アーチのところにある「舟状骨（しゅうじょうこつ）」という骨の
成長過程でできる余分な骨（過剰骨） のことです。

足の内くるぶしの下あたりに“こぶ”のような出っ張りが見える人は、
外脛骨がある可能性があります。

実はこの外脛骨自体は珍しいものではなく、
全体の15〜20％程度の方に見られます。
多くの場合、痛みもなく日常生活に支障はありません。

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なぜ痛みが出るの？

外脛骨には、足首や土踏まずを支える「後脛骨筋腱」が付着しています。
この部分に 過度な運動・サイズの合わない靴による圧迫・偏平足 などが重なると、
腱が強く引っ張られ、炎症や痛みが発生します。

特に小児期（成長期）や女性に多く見られます。

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主な症状

• 足の内側アーチに痛みや腫れ

• 外脛骨部分を押すと強い痛み

• 歩行時やつま先立ちでの痛み

• 炎症が強い場合は夜間痛が出ることも

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Veitch分類（タイプ分け）

有痛性外脛骨には「Veitch分類」という3つのタイプがあります。

特にType 2が痛みの原因となるケースが圧倒的に多いです。

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治療と対処法

🔹 自宅でできるケア

• 痛みのある時期は運動を控えて安静に

• 炎症が強い時は冷湿布やアイシングで冷やす

• 靴が圧迫の原因になることがあるため、幅の広い靴を選ぶ

🔹 当院での治療方針

巣鴨和み接骨院では、まずふくらはぎの筋肉の緊張を緩めて負担を減らします。
その上で、以下の施術を組み合わせていきます。

• 手技療法（筋のバランス調整）

• 冷湿布やアイシングで炎症を抑える

• テーピングやアーチサポートで足のバランスを補正

• 必要に応じて鍼治療で痛みを軽減

痛みがある時期は、無理に運動を続けるよりも、
一時的に休ませる方が回復が早いです。

もし、どうしても部活や試合などで休めない場合は、
痛みが出にくくなるようテーピング固定や鍼治療を併用して対応します。

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まとめ

有痛性外脛骨は、スポーツを頑張る子どもや女性に多い症状ですが、
しっかり治療すれば回復が期待できる症状です。

「足の内側が痛い」「靴が当たって痛い」
そんなときは無理をせず、早めにご相談ください。

巣鴨和み接骨院では、患者さんと二人三脚で、
痛みの根本改善を目指します。