労災保険と自賠責保険について

労災保険と自賠責保険について

 

労災とは、勤務中や通勤中に起こったケガや病気の事を言います。

労災保険は労災(労働災害)の損害を補償できる保険となっております。

 

労災保険では労災による病気やケガで病院や接骨院に受診した際の治療費や入院費を給付することが出来ます。

 

労災保険での受診の仕方

  • 労災が起こった際に所属されている会社に労災の申請をします。
  • 申請が通った時に掛かりたい医療機関に連絡をして労災で掛かりたい旨を伝えてください。
  • 会社から労災の申請用紙を発行していただきます。

基本は、1か月に1枚必要になります。月をまたぐ場合は再度労災の申請用紙を所属している会社から発行をしてもらってください。

 

当院は接骨院なので当院にかかる場合は柔道整復師用の用紙(様式第7号(3))になります。

また、通勤中に起こった労災(通勤労災)の場合は用紙(様式第16号の5(3))が変わりますのでご注意ください。

 

労災保険で病院や接骨院に通院した場合自己負担額は0円になります。

 

 

自賠責保険について

自賠責保険とは自動車を購入した際に必ず加入して、交通事故の損害をある程度保証する保険のことです。(強制保険)

 

人対人の交通事故が起こった際こういう自賠責保険や加入する任意保険を使って治療することができます。

 

車以外の自転車や歩行中の事故の場合は自賠責保険では保証しきれない場合がありますので個人で任意保険に加入しておくと保証の範囲が広がるので一度ご確認していただくと良いと思います。

 

接骨院で交通事故を受けて治療をするときは

  • 自分が加入している保険会社に連絡を取りましょう。任意保険に勧誘していれば保険会社が手続等をしてくれます。

相手の加入している保険会社もわかるのであれば連絡を取れるとなお良いです。

  • 病院でちゃんと治療を受けましょう。警察へ提出する診断書が必要になりますし、医師の診断の元接骨院でも治療できるようになりますので、病院で治療を受けてください。相手の保険会社と連絡が取れていれば施術負担金はかかりません。
  • 接骨院で治療を受けましょう。

整形外科でもよいですが、交通事故治療の場合整形外科と接骨院の併用治療が可能になりますので体に合わせてしかるべき治療を受けるのが良いです。

 

 

保険会社との施術費のやり取りなどは当院でもできますのでお気軽にご相談ください。

また、当院でも交通事故関連に得意な弁護士さんの紹介もできますのでその点もお気軽にご相談ください。

 

最後に交通事故治療はきちんと治療を受けて頂いた方がよいです。

事故に遭うという事がご自身で思っている以上に体にダメージが残ります。

期間が過ぎて保証範囲を超えた治療が必要になった時に後悔をなさらないようにきちんと治療を受けて頂くことをお勧めいたします。