五十肩について
【五十肩(四十肩)とは?】 原因・症状・治療法をわかりやすく解説
こんにちは、巣鴨和み接骨院です。
最近「肩が上がらない」「夜になると肩がズキズキ痛む」といったご相談を多くいただきます。
その症状、もしかすると “五十肩(四十肩)” かもしれません。
今回は、五十肩の原因や症状、治療の流れについてわかりやすくご紹介します。
五十肩とは?
五十肩とは、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれる疾患で、
肩の関節まわりに炎症が起こり、痛みや動かしにくさが出る状態です。
名前の由来は、40代〜50代に多く発症することから「四十肩」「五十肩」と呼ばれます。
ただし、実際には20代から70代・80代の方まで、幅広い年代で起こることがあります。

原因について
原因ははっきりとは分かっていませんが、
肩関節を構成する骨・軟骨・靭帯・腱が加齢や使いすぎで変化し、
炎症を起こすことが関係していると考えられています。
また、寒さや運動不足による血行不良も影響し、
その結果「腕を上げられない」「背中に手が回らない」「夜にズキズキ痛む」などの症状が出ます。
痛みの強さには波があり、以下のような段階をたどることが多いです。
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🔥 急性期:痛みが強く、夜間痛が出る時期
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🌙 慢性期:安静時の痛みは減るが、動かすと痛い時期
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🌸 回復期:徐々に動かせる範囲が広がり、痛みが軽減していく時期
症状の始まりから完全に落ち着くまで、およそ1年ほどかかるといわれます。
ただし、人によっては1年以上続く場合や、治ったあと反対側の肩に出ることもあります。
他の肩の病気との違い
五十肩と似た症状を起こすものに、
靭帯損傷、石灰沈着性腱炎、軟骨損傷などがあります。
これらの損傷が見られない場合に「五十肩」と診断されることが多いです。
当院での治療とケア
五十肩の治療は、**保存療法(手術をしない治療)**が基本です。
巣鴨和み接骨院では、症状の段階や痛みの程度に合わせて
以下のような施術を行っています。
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手技療法(マッサージによる筋緊張緩和)
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電気治療や温熱療法で血流を促進
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痛みが強い場合には鍼治療で炎症緩和
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可動域を広げるためのストレッチ指導
また、ご自宅でもできるセルフケアとして、
お風呂で肩を温めたり、軽く動かすストレッチ(アイロン体操・肩甲骨運動など)をおすすめしています。
※ただし、急性期は無理に動かすと悪化することがあるため、まずは安静が大切です。
まとめ
五十肩は誰にでも起こりうる症状ですが、
適切な治療とケアを行えば、しっかり回復が期待できるものです。
「そのうち治るだろう」と放置せず、痛みが出始めたら早めにご相談ください。
巣鴨和み接骨院では、痛みの原因を見極め、
あなたの状態に合わせた最適な施術でサポートいたします。









