肩こり

肩こりとは実は事象を表わすものであり、正式な病名ではありません。実際には肩の捻挫、腕の筋肉の損傷、周辺の関節の損傷などが原因で肩こりという現象に見舞われています。このように複合的な原因が積み重なって生じるとこが多く、厳密には肩こりの原因はピンポイントで分からないことがほとんどです。

 

気が付けば肩への痛みを感じるようになり、原因が分からないからこそ慢性的なものだと思ってしまいがちですが、中には一過性のもので適切な処置を施せば早期に解消できることもあります。

 

肩こりの症状

肩こりの症状は全体的に重くなり肩の周辺に違和感と言えるこりがあることを感じるほか、可動域が狭くなったと思うこともあります。重度になると痛みを感じるようになり、肩を上に上げたり捻ったりという動作が難しくなることもありました。そんな肩こりを解消するには、生活習慣や身体の状態によって大きく異なります。前述のように多岐にわたる原因があることから、ひとつひとつを解決しなければなりません。

 

また、背骨や肩甲骨が歪んでいる場合には慢性的な症状が続くことも多く、根本的な解決が難しい場合があります。正しい姿勢で過ごすことを心がけ、肩甲骨が健全な位置であるようキープし、正常に関節や筋肉、靭帯が機能するようにすることが大切です。

 

一方、一過性の症状の原因には、疲労やストレスも考えられます。筋肉が緊張することで張りができ、それが原因で周辺の靭帯や関節に負荷がかかって肩こりに繋がることがあります。この場合はしっかりと睡眠を取ってストレスを解消したり、マッサージを施すことで筋肉の緊張を解せば、早期に解消できる可能性があります。

 

いずれにしても肩周辺の関節や筋肉、靭帯、神経などは複雑に入り乱れており、何かひとつが機能不全を起こしても肩こりになる可能性があり、日頃からしっかりと毛エアをすることが大切です。深刻な痛みを伴う前ならば簡易的なもので解決でき、癖にならないように完全に治すのが重要です。